2017C++講習会

繰り返し、for,whileについて

目標

 同じ処理を決めた回数繰り返すことができるようになる。。


語句説明

カウンター

 任意の回数繰り返すとき、何回繰り返したか保存しておくため使われる。
 慣習的に、カウンターの変数名はi以降の1文字の小文字アルファベットになります。


サンプル1


サンプル1解説

for(;;)

 forは、{}の中にある処理を繰り返す文です。
 for(変数の宣言、初期化;条件式;変数の変化){
   処理
 }
 変数の宣言では、繰り返すときのカウンターにする変数を宣言します。
 forは、指定した条件式がtrueの間繰り返されます。
 変数の変化は主にカウンターを増加、減少させるときに使います。

1:for(int i = 0; i < 5; i++){ iが1ずつ増加していく。
このなかで繰り返したい処理を行う。
2:}


中身

4:std::cout << "Hello_World!! " << 1 << std::endl;から
8:std::cout << "Hello_World!! " << 5 << std::endl;までと、
10:for(int i = 1; i <= 5; i++){
11:  std::cout << "Hello_World!! " << i << std::endl;
12:}
の意味は全く変わらない。

サンプル2


サンプル2解説

while()

 whileは、{}の中にある処理を繰り返す文です。
 while(条件式){
 処理
 }
 whileは、指定した条件式がtrueの間繰り返されます。
 主に何回繰り返すか分からない処理に使われます。

中身

1:while(input != 0){ inputが0以外のときtrue。
このなかで繰り返したい処理を行う。
2:}


 入力が0でない間、入力された数字を加算することを繰り返します。


課題

  • ・1から50000までの和を出力する。
  • 要提出・while文を使い数字当てゲームを作る。数字を当てるまで繰り返す。入力された数ではなかった場合その数より上か下か教える。
  • 要提出九九列挙(クリックで説明を表示)