関数について
目標
関数を用いて処理を分けることができる。
語句説明
関数
与えられた文字や数値に対し、定められた処理を行って結果を返すもの。
何回も使う処理を繰り返し書くのが面倒な時に、関数を使用することで簡単になります。
関数には処理を書き、名前を記述するだけで呼び出すことができます。
それにより、複雑な処理を一行にすることができます。
関数は工場の機械に例えることができます。機械は、材料を入れると製品ができます。それを関数に置き換えると、材料は引数、製品は返り値と呼ばれているものになります。
サンプル
サンプル解説
関数の宣言
返り値の型 関数名(引数の型 引数の変数名){
関数の中で実行させたい処理。
return 関数が実際返す値;
}
引数
関数に渡す値のこと。機械に入れる材料にあたります。
関数に渡す値同士は,で区切ります。同じ型が続いても省略はできません。渡される値と変数名は同じである必要はありません。引数を使わない場合はvoidを入れてください。
返り値
関数で処理した結果。機械を動かした結果できる製品にあたります。
返り値は、"return 返す値;"という文で返します。その関数は、returnが出現した行で終了します。引数をvoidにした場合、return;で終わりです。
void
引数にこれを指定すると何も渡さないで呼び出す関数になります。
返り値の型にこれを指定すると何も返さない関数になります。
課題
- ・呼び出すと文字列の入力を求め、それを名前として挨拶を出力する関数を作る。
- ・関数に渡した値の3乗を返す関数を作る。
- 要提出・問題数を5問以上準備した数字あてゲームを関数を使って作る。